美少女官能小説■site:TAMARL
俺とあたしと。
「ねえ、もう12月ね」
「んん。ああ、そうだなあ。早いなあ」
「ふふふ…もうすぐ、アレね」
「アレ…ああ、当然だろ。ちゃんとゴムつけてるし」
「…あのね。12月ねって話ふってるのに何でそうなるのよ」
「だってアレっつったら、おまえ…」
「しゃらーぷ。下品ね。12月つったらクリスマスでしょ、ふつー」
「うう…にゃるほど」
「プレゼント。楽しみだなあ」
「ヒトの顔の下から見上げるなよ」
「ふふ、冗談よ。あなたと一緒にすごすだけでいいのよ」
「…アヤシイ」
「なによお」
「おまえがそんなにシオラシイなんて」
「ぷー。ひどいわ」
「…ほんとに?」
「ほんとよお。プレゼントはア・ナ・タ、だけでいいの」
「…」
「くくっ。照れてるな」
「からかうなっ」
「ふふふ。で、あたしのプレゼントも…」
「あ、た、し、って言うんだろ」
「ぴんぽーん!あら、ご不満?」
「いや…それで…じゅうぶんです」
「ふーん。今日はイヤに照れるのね」
「いや、別にぃ」
「あー分かったっ。さては、クリスマスえっち、狙ってるなあ」
「おまえ、そんな大声で」
「ロマンチストなのねえ、あなたって」
「…いやあ…その」
「えっちなら、いつもしてるじゃない。昨日もおとといもしたし、今日だって…いいのよ」
「指を折るなっ」
「じゃあ、あなたへのプレゼントはそれでいいとして」
「は?」
「は、じゃないわよ。クリスマスっぽいことしたいんでしょ」
「そりゃ…」
「だったら女の子をちゃんとエスコートして、プレゼントもちゃあんと大人っぽいものを用意しなきゃ」
「えーと」
「心配しないで。あたしがどうすればいいか教えてあげるわよ。クリスマス」
「あのー」
「いいから、いいから。クリスマス名人のあたしに、まっかせなさい」
「名人って…おい」
「女の子と楽しく過ごすには、お金を惜しんじゃだめなのよ」
「さっきと話が違うような…」
「まずお台場で食事して、ホテルもとーぜん最上階スイートで、プレゼントはフェンディのセカンドバックでしょ、シャネルのクリスマスリングでしょ、あ、新色のケリーバックでもいいわよ」
「……ユニクロ…じゃだめ?」
…などとモーソーする日曜日の夕方だった。
今年も仕事だな。クリスマス。
Dec 13 2000
(* Jun 17 2006 題名を「モーソー2」から改題)