美少女官能小説■site:TAMARL

俺とあたしと。

「やっほー」
「よう、めずらしく…」
「とうぜんよ。あたしがデートに遅れるわけないじゃない」
「いやめずらしく1時間遅れ、って言おうとしたんだけど」
「がははっ。男が細かいこと気にしないの」
「あのな」
「さあて、寿司でも食いにいきますかあ」
「おやじかっ、おまえは」
「ん? 焼き肉のがよかった?」
「なんでそうなる」
「だって今日は3ラウンドに挑戦するんでしょ?」
「……」
「ふふふ。受けてたつわよ。あたしの必殺でぃーぷすろーとが炸裂…」
「しゃらあぷっ。んな大声で」
「いひゃい。ほっへ、ひっはるあ」
「まったく」
「もー。お化粧が落ちちゃうでしょ」
「だからー、おまえさ。今日が何の日だか分かってる?」
「ん? だから3ラウンド……いひゃひゃ」
「こいつめっ、ほっぺ、どこまでのびるか試してやる」
「もー冗談よ。わかってるって」
「分かってるんなら、いいけどさ」
「ん? なんで手を出してるの?」
「いや、だって今日は……」
「今日は、あたしの誕生日の3カ月と10日まえでしょ」
「……」
「とりあえずっ、ヒールあたりで手をうっとくわ。まだ3カ月前…いひゃいれす」
「こいつめっ、こいつめっ」
「もう、冗談だって。ランボーね」
「……」
「……」
「ん? で?」
「でって、なによ」
「えーと」
「んん? はっきり言いなさいよ」
「そのーもしかして、ほんとに忘れてるの?」
「んーと。今日は……2月の」
「そーそ」
「14日だから…」
「そうそう。2月14日と言えば」
「……」
「おいおい、おまえ真剣に考えてんの?」
「あ」
「っておいっ」
「がはははは」
「おやじ笑いでごまかすなっ」
「いやーもらう日は忘れないけど、あげる日はすっかり…いひゃい」
「んーのびるねえ。おまえのほっぺはお餅かっ」
「んもーあたしのビボーが台無しじゃない」
「おまえなー、よりにもよってバレンタインデー忘れるか、フツー」
「ふふふ、ばかね。忘れるわけないじゃない。プレゼントは、チョコじゃなくて」
「あ・た・し、ってパターンはクリスマスの時も俺の誕生日の時にも聞いたぞ」
「いやだから」
「だから?」
「今日は特別に」
「特別に?」
「5ラウンド」
「こいつめっこいつめっ」
「いひゃいよお」

今回は陵辱小説書きらしい出来になったと悦に入りながら、バレンタインデーも当然仕事の早春の夜だった。



Feb 09 2001

(* Jun 17 2006 題名を「モーソー3」から改題)