美少女官能小説■site:TAMARL
俺とあたしと。
「おーい、俺だ。入るぞ」
「あ、ちょっと待って」
「……」
「……」
「おーい、もー10分も経つぞ。暑いんだから、早くしろー」
「いいわよ。入って」
「ったく、待たせんなよ……ぶっ」
「なによお、汚いわねえ」
「おひ、なんだ、その、かっこー、は」
「句読点多すぎよ」
「いや、だから何で、せーらー服やねん」
「あら、男って好きなんでしょ、こーゆーの」
「だからってお前」
「どーよ。まだまだジョシコーセーでいけるでしょ」
「んな巨乳の女子高生がいるかっ、どーみてもAVじょゆ……ぐはっ」
「実家から妹が来てるのよ。夏期講習とかで。んで借りたってわけ」
「げほっ……いきなり、ミゾオチは……」
「どお? やっぱソソる? ん?」
「ってゆーか、スカートのホックが閉まってないんですけど。ケツが大きすぎ……ぐげっ」
「んふふふ。今日はジョシコーセーと家庭教師って設定でいってみる?」
「……くぅ……か、かかと落しとは、いきなり大技を……」
「センセ、あたし、あたし、センセのこと……」
「っていきなりフトモモをからめてくる女子高生がどこにおる」
「センセ。今日は、あたしを、あげちゃいます」
「いきなりかよっ。つーか、自分からズボンを脱がすなっ」
「んふふふ。てなこと言いながら、なによ、これわ」
「いてて、じょしこーせーが男のモノをつかむな」
「んでは、あたしの必殺でぃーぷすろーと、をば」
「だからなぜ必殺をつける……って、けっきょくいつもと変わらんやんけっ」
「あら、あたしがせーらー服を着てるってところが違うわよ」
「……いや、だから」
「せーらー服の女の子にしてもらうって、やっぱ男の夢なんでしょ?」
「まあ……それは、そうかもな」
「くふふ、顔赤いわよ。やーらーしー」
「いだだだっ。にぎりしめるなっ」
「んでは、あらためて。センセ……」
「をい。ちょっと待て」
「ん? なによ?」
「センセと言えば、今日は、おまえ教習所じゃなかったのか」
「え? あっ、あーーーっ」
「だいたい今日は送ってけって、俺を呼び出したんだろうが」
「遅刻、遅刻ーっ」
「こらこら、俺をおいてくな。つーかそのまま行く気か」
「そっか。遅刻といえば、やっぱパンをくわえたまま行かなきゃね」
「……あほだ」
「曲がり角でカッコイー男のコとぶつかったりしてっ。くふふふ」
「……ほんもののあほだ」
「んで、教室に行ってみると、そのコが転校生としてやってくるわけよ」
「いやそれは逆だろ、ふつー」
「で、あたしが言うわけ。あーあのイチゴのブリーフ!」
「ブリーフかよっ! しかもイチゴかよ! てゆーか、ぶつかったぐらいで男のパンツが見えるかっ」
「だってぶつかったひょーしに、あたしの顔が男のコのコカンに」
「いきなり股間かよっ」
「んで、ついでにあたしの必殺でぃーぷ……いひゃひゃっ」
「死ね。痕跡も残らぬくらい砕け死ね」
「ちょっとーほっぺ引っぱるのやめてよね、まったく……。っと、漫才してる場合じゃないわ」
「おまえが勝手にやってるんだろっ」
「ささ、着替え、着替え」
「ん? で、何で俺の服を脱がす?」
「いや、あたしがせーらー服なんだから」
「だから?」
「あなたは学ランでしょ」
「んな、あほな」
「しつれーしましたー」
などと、ひさびさに書いたと思ったら漫才の台本になってしまった、初夏の夜だった。
こんなことしてる場合ではないのだが。
Jun 06 2003
(* Jun 17 2006 題名を「モーソー4」から改題)